2025年9月23日、台風18号ラガサの豪雨で台湾花蓮県光復郷に大規模洪水が発生。死者や行方不明者が多数にのぼり、住宅や商店が水没、交通網も寸断されました。現地の被害状況や観光への影響、避難体制の課題を解説し、公式の信頼できる募金先を紹介。さらに東日本大震災での台湾からの支援を振り返り、日台関係の絆をまとめています。
写真:台湾中央通訊社
花蓮・光復郷を襲った洪水 ― 台風18号ラガサの爪痕と日台の絆
災害の発端(2025年9月23日)
2025年9月23日午後、台湾東部の花蓮県光復郷で大規模な洪水が発生しました。台風18号「ラガサ」による豪雨で山間部に形成されたせき止め湖が決壊し、濁流が一気に市街地へ流れ込んだのです。住宅や商店の一階部分は泥水に沈み、街は瞬く間に壊滅的な状況となりました。

被害の実態(9月24日時点)
台湾当局の発表によれば、洪水によって少なくとも14人が死亡し、124人が行方不明となりました。高齢者の犠牲が目立ち、避難の遅れが深刻な課題となっています。市街地では車が流され、橋や道路が寸断され、約8,000人以上が避難生活を余儀なくされました。
「外は川のようで車が浮いていた」「胸の高さまで水が上がり、本当に恐ろしかった」と住民は語ります。長年住んできた人々でさえ「こんな災害は初めてだ」と口を揃え、地域社会に深い衝撃を与えています。
観光地としての影響
観光地としての影響も大きく懸念されます。花蓮は台湾でも人気の高い観光地ですが、今回の災害により交通網や宿泊施設にまで被害が及んでいます。さらに、昨年2024年には花蓮沖で大きな地震が発生したばかりであり、地域は度重なる自然災害に見舞われています。花蓮が一日も早く復興を遂げ、再び多くの人々が安心して訪れられる場所となることを心から願っています。
支援の広がりと募金先

台湾の公式募金先
台湾の公式募金先は次のようになっております。
●外国からの振込先は、「土地銀行」です。
SWIFT CODE:「LBOTTWTP102」。
NAME:「Taiwan Foundation for Disaster Relief」。
Account NO.:「102-005-201-966」。
BANK NAME:「LAND BANK OF TAIWAN CHANGCHUEN BRANCH」。
ADDRESS:「No. 156, Changchun Rd., Zhongshan District, Taipei City 10459, Taiwan(R.O.C.)」
●台湾国内では、各コンビニの端末が便利です。
わからなければ店員に聞くと親切に教えてくれると思います。
●LINE Payでも受け付けています。
「愛心捐款」→「馬太鞍溪堰塞湖災害專案」
日本からの支援方法
日本からも支援の動きが広がっています。東日本大震災の際に台湾から多大な寄付が寄せられたことを覚えている人も多いでしょう。今度は私たちが恩返しをする番です。
- ピースボート災害支援センター(PBV) → 公式募金ページ
- ピースウィンズ・ジャパン → Yahoo!ネット募金ページ
日台関係と相互支援の絆
頼清徳総統は被災地を視察し、日本の石破首相から寄せられた哀悼メッセージに感謝を表明しました。東日本大震災の際に台湾から寄せられた巨額の義援金は今も日本人の記憶に残っており、今回の花蓮洪水ではその「恩返し」として日本国内での募金活動が広がっています。災害を通じて日台の絆は改めて確認され、両国が互いに支え合う関係が強まっています。
未来への一歩
花蓮の人々が再び安心して暮らせる日を取り戻すためには、長期的な支援が欠かせません。寄付という形で直接支えることもできますし、復旧後に現地を訪れて観光を通じて経済を支えることもまた大きな力になります。自然災害は避けられないものですが、被災地を思い、行動することで未来を変えることはできます。



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