2026年最新版の中国出張リアル体験記。日中関係が冷え込む中でも、日本人への風当たりは実際どうなのか。入国手続き、ホテル決済の注意点、交通事情の危険度、食事の悩み、平日ルーティン、そして週末の過ごし方まで、現地で感じた生活のリアルを出張者目線で詳しく綴る。
日中関係の「報道」と「現地の空気」のギャップ
まず驚いたのは、日本製品の不買運動や日本人への露骨な敵意が全く見られなかったことだ。中国政府がうまくコントロールしているという見方もあるが、私は少し違う印象を持った。
中国国営テレビ(CCTV)では今でも日本に関するネガティブなニュースが放送されている。2025年11月時点では、日本政府に対する外交部の強い口調が誇張されて報道されていました。
しかし現地の中国人によれば、テレビを見るのは主に地方の高齢層で、若者〜中年層はほとんどテレビを見ないとのこと。これは日本と同じ構図だ。
では若い世代はどこから情報を得るのかというと、SNS、特に小紅書(RED)だそうです。若い層はテレビよりSNSのリアルな情報を信頼しているとのことだ。若いというのは、何歳以下なんだろうか・・・

深圳到着:入国手続きは驚くほどスムーズに
〇月〇日、深圳宝安国際空港に到着。入国カードがオンライン化され、手続きは以前より非常に簡単にななった。パスポート提示、指紋採取、入国スタンプで完了だ。
入国後は海外ローミングSIMをオンにし、Alipayを使える状態に設定。タクシー乗り場から青いタクシーに乗り、ホテルへ向かう。タクシーで「日本人か?」と聞かれたら少し警戒するアンテナは必要だ。
ホテルチェックイン:クレジットカードは使えない
ホテルに到着しチェックイン。ここで毎回のことですが、VISA・Master・AMEX・JCBは使えません。Alipayで決済しますが、1週間分の宿泊費を一括決済すると、紐付けクレジットカードが拒否することがあるため、出張前にカード会社へ連絡し、セキュリティ調整をしておく必要があります。
ご参考👉 【※アリペイ絶対注意事項!】日本人が中国で一番注意すること!!!
食事問題:正直、中国の食事は合わない
夕飯が本当に困りまのだ。はっきり言って、中国の食事は美味しくない。「味が淡白なのが中国料理」と擁護する人もいますが、合わないものは合いません。
台湾はどこでも安くて美味しいのに、中国はそうはいかない。そのため私は、インスタント食品を日本から持参する。

夜の過ごし方:VPNで日本のニュースを視聴
ホテルのテレビは国営放送だけなので興味なし。Wi-Fi+VPNで日本のニュースを視聴する。NHK夜9時のニュース、夜ドラ、報道ステーション、NEWS ZEROを流し見しながらSNSをチェックし、眠くなったら就寝。空港〜ホテルまでは特に危険な場面はなし。
朝のルーティン:6時半起床 → 朝食 → 朝ドラ
朝は6時半に起床し、ホテルのレストランで朝食。7時までに部屋に戻り、朝ドラを視聴。身支度をして8時のタクシーでオフィスへ向かう。
朝の交通事情:電動バイクのカオス
ここからが本番だ。朝の交通は「先に行った者勝ち」の世界。電動バイクが歩道を爆走し、信号無視は当たり前。ヘルメットなし、逆走も普通だ。
電動バイクは免許不要で誰でも乗れるため、“自分勝手な運転”が非常に多く、こもったものだ。

オフィスの昼休み:まさかの「昼寝1時間」
始業は8時半。昼休みは12時〜13時半。驚くべきは、昼寝時間が1時間もあること。15〜30分なら理解できるが、1時間は長すぎてリズムが狂う。
退勤後:タクシーでホテルへ → 夕飯は持参品
午後6時、タクシーでホテルへ。エレベーターは大渋滞で、乗り遅れると永遠に乗れません。
従業員の半分は帰宅しますが、残りは夕飯を食べてから残業へ。裁量労働制の人はレポート数でアピールするため長時間勤務、時間給の人は生活費のため残業(残業代は時給2倍)だ。
ホテル到着は18時半。夕飯は期待できないので、日本から持参したレトルトや朝食の持ち帰り品で済ませる。その後は日本のテレビを見ながらメール・ブログ・YouTube作業をして一日終了。
月〜金はこのルーティンの繰り返しです。
土曜日:香港へ越境して「生き返る」
中国国内は面白くないので、週末は香港へ。高鉄(新幹線)であっという間に到着しる。
香港に来ると、ようやく生きている感じがする。食事が美味しい。飲茶が美味しい。日本食も洋食も美味しい。そして何より「美味しいおにぎり」がある。香港は政治的には色々ありますが、まだ香港らしさは残っています。
日曜日:深圳散策と「海上世界」
日曜日は深圳市内を散策。地下鉄で「海上世界」へ。海上世界のメインスポットはこの客船らしい。海に浮いているのかと思ったが、コンクリートの上に造船されたただの船だった。この客船の周りに世界各国料理のレストランが並ぶが、入って食べてみたいと思う店は皆無・・・
面白そうな博物館があった。博物館のチケットはWeChatミニプログラムで購入するのだが、外国人向けWeChatは非対応。困っていたところ、受付の中国人が丁寧に現金での購入方法を教えてくれた。最初から、現金でも購入できるようにしてほしい。
深圳は福田や華強北が特に活気があります。日本人だからといって排斥されることはなかった。


日本料理店はどうか?
意外にも、日本料理店・ラーメン店は賑わっていた。閑古鳥を想像していましたが、全く違った。



現地で感じた「日中関係のリアル」
昨今の日中関係は冷え込んでいると言われているが、中国国内で日本人への風当たりは、いまのところ特に感じない。情報がボーダレスになった今、中国人は実情をよく理解しているのかもしれません。
とはいえ、突然石を投げられる可能性もゼロではないので、常に注意は必要。これが、2026年の中国出張で感じたリアルだ。







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