【2026年最新】台湾永久居留証を取得する方法|就業ゴールドカード保持者は短縮ルートで申請可能、維持条件とメリット・注意点を徹底解説

Taiwan APRC application-2026 new 台湾情報

 台湾で永久居留証(APRC)取得方法を徹底解説。一般居留証保持者は5年以上の居住と毎年183日以上滞在が必要ですが、就業ゴールドカード保持者は短縮ルートで申請可能。維持条件は2017年改正で緩和され、5年に一度の入国で資格維持が可能。健康保険加入義務や支払い方法、メリット・デメリットも紹介。

 台湾で長期的に生活や仕事を続けたい外国人にとって、永久居留証(APRC:Alien Permanent Resident Certificate) は安定した滞在資格を保証する重要な制度です。本記事では、一般居留証保持者と「就業ゴールドカード」保持者の両方のケースを含めて、申請条件やメリットを整理します。

永久居留証(APRC)とは

外国人が台湾に長期居住するための 無期限の居留資格 です。
ビザ更新不要で、就業や生活の自由度が大幅に向上します。
家族帯同も容易になり、台湾でのライフプランを安定させることが可能です。

最新情報はこちらからご確認ください。
👉 [中華民國內政部移民署 外國人永久居留申請須知(繁体字)

リンク先が変更された場合は、
Topページ > 外國人民永久居留」から最新情報をご確認ください。

一般居留証(ARC)保持者の場合

居住年数:合法的に5年以上居住
滞在日数:毎年183日以上滞在
その他条件:犯罪歴なし、生活能力(財産や技能)の証明

就業ゴールドカード保持者の場合

 ゴールドカードは、居留証・労働許可・再入国許可を兼ねた特別カードで、特定専門人材に発行されます。
 ”外國特定專業人”として労働許可証に記載されていればゴールドカードを申請できます。申請しない場合は、通常ARC(居留証)ですが、永久居留証資格はゴールドカード保持者と同等。
 ゴールドカードは申請してもしなくても良いですが、取得できれば所得控除のメリットがあるので、やはり取得した方がお得です。

👉 台湾就業ゴールドカード公式サイト(日本語)

短縮条件あり
●3年以上居住+毎年183日以上滞在 → APRC申請可能
●1年以上居住+年収600万NTD以上 → さらに短縮申請可能

※ 最新情報は、上記Webページからご確認ください。

APRC申請方法

APRC申請のための必要書類

  1. 外僑永久居留(APRC)申請書:各移民署で入手可能。オンラインでもダウンロード可。
  2. カラー顔写真(2吋; 3.5cm X 4.5cm)1枚
  3. パスポート原本・コピー
  4. 居留証(ARCまたはゴールドカード)原本コピーと外僑居留証正本
  5. 財産証明:前年度の外国人総合所得税納税証明書1部。毎年5月に確定申告で発行される納税証明書(※ 給与の内訳が記載された総合所得税納税証明書でないと無効なので注意)のコピーでOK。銀行通帳の直近6カ月分の収入記録のコピーがあるとグッド。
    下記参照
  6. 3ヶ月以内に取得した台湾の「警察紀録証明書」正本およびコピー1部。
  7. 最新の工作許可書(専門人材の場合):労働局が発行した「勞動部函〜」と書いてある資料。
  8. 在職証明書
  9. 申請費用1万元:申請時に支払う。カード払いもOK.

※財産証明は、具体的には次のいずれかを満たす証明書を提示できることです。
i) 最近1年間の国内平均月収が、労働部(労働省)告示の 基本賃金の2倍を超えること。
 現在は月額最低賃金を2万8,590台湾ドルなので、月収5万8千元以上を示せればOK(2026年4月)です。
 ※毎年最低賃金は上昇しているので、常に最新情報を確認しましょう。
ii) 国内における動産・不動産の評価総額が 新台湾ドル500万元以上であること。
 →通帳で残高500万元以上あればOK

無犯罪証明書は所轄警察で発行可能。「APRC申請のため」と伝えるとスムーズです。
在職証明書は勤務先から発行してもらいます。

手続きの流れ

  1. 条件確認:居住年数・滞在日数・収入などを満たしているか確認
  2. 書類準備:警察証明や財産証明は取得に時間がかかるため早めに準備
  3. 移民署へ提出:居住地の移民署サービスセンターで申請
  4. 審査:数週間~数か月かかる場合あり。
  5. 受領:審査通過後、永久居留証(APRC)を受け取る
    日本人の場合は比較的早めに受領できるケースもあります。最短10営業日。

維持条件

2017年の法改正により、毎年183日以上滞在する必要は撤廃されました。
最低限5年に一度台湾に入国すれば資格維持可能です。
家族帯同者も同じ条件で維持されます。

健康保険(NHI)の扱い

永久居留証(APRC)保持者は台湾居住者として全民健康保険に加入義務があります。
雇用者は給与から天引き、自営業・無職は地域加入者として自分で支払いを行います。

 自分で支払う場合は、2カ月ごとに送付される支払い書で(例:826元×2カ月分)をコンビニや銀行で支払います。
 自動引き落としを希望する場合は銀行窓口で申請すると、毎月826元が自動引き落とされます。

 なお、永久居留証を維持しながら、長期間台湾国外に滞在数場合、従来は「停保申請」により保険料支払いを一時停止し、台湾帰国後に「復保申請」で再加入する制度がありました。しかし、憲法裁判所の判決により2024年12月23日から廃止されました。
 そのため、永久居留証を維持するには健康保険料を支払い続ける必要があります。未払いのまま入国すると、遡及して支払いを求められるため注意が必要です。

永久居留証のメリットとデメリット

メリット

  • 無期限の居留資格でビザ更新不要
  • 就業や生活の自由度が大幅に向上
  • 政府補助金の対象になる場合がある
  • 台湾入国時にe-Gateが利用可能

デメリット

  • 維持のため健康保険料の支払いが必要
  • パスポート更新時は番号変更に伴い永久居留証(APRC)更新が必要(約2週間)
  • 住所変更時も永久居留証(APRC)更新が必要(約2週間)

まとめ

 台湾での長期滞在を安定させるには、永久居留証(APRC)の取得が大きな鍵となります。特に就業ゴールドカード保持者は短縮条件を活用できるため、効率的に永久居留資格を得られます。さらに、取得後は「5年に一度の入国」で資格を維持できるため、台湾との往来が多い人にも柔軟な制度です。

 ただし、健康保険料の支払い義務やパスポート・住所変更時の更新手続きなど、維持に伴う負担もあるため、メリットとデメリットをよく理解した上で判断することが重要です。

 日本で居住しながらAPRCを維持させたい場合は、健康保険料を自動引き落としにしておくことをおすすめします。

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