米国が輸出禁止したNVIDIA製AIチップ「H100」「A100」が中国で密かに流通し、修理ビジネスが急成長している。深圳を中心に月数百件の修理が行われ、価格や技術対応もハイレベル。修理需要の背景にはGPUの高負荷運用と故障率の上昇があり、B200への関心も急拡大。米中の動向、規制回避の現状を詳しく解説。
背景をざっくりまとめると…
2022年9月、米国政府が国家安全保障を理由にNVIDIA製の先進的AI向けGPU「H100」「A100」などの中国輸出を全面禁止した。それなのに、なんで中国国内にゴロゴロあるの⁉️って話だ!
現状、中国にはこれらのチップが密かに流通していて、しかも修理業者が急増中!深圳にはH100だけでも月500個修理してるって企業もある。修理専用に新会社まで立ち上げて、256台のサーバールームでリアルな環境再現してテストしてるってレベルだ!
修理内容もガチすぎ
・ファン修理
・GPUメモリの診断&交換
・PCB(プリント基板)の修理
・ソフトウェアテストまでフル対応
価格帯は、GPUの状態や故障レベルによるけど、修理費はだいたい1万〜2万元(約20万〜40万円)ということだ。おおよそ、販売価格の約10%が修理費っていう設定になっている。
AIモデルの学習で、H100やA100が四六時中稼働しているので、当然、故障率は当然上がってくる。半導体の寿命は長くて5年、すなわち、GPUの寿命はだいたい2〜5年が目安ということで、絶え間なく修理の需要があるわけだ。
そして気になる密輸問題…
米政府も密輸の実態に警戒し始めてて、チップの販売後の所在追跡を義務づける法案を共和・民主両党がそれぞれ提出中。なんとトランプ政権も今週、この方針に支持表明した。
Huawei製の代替GPUも出てきてるけど、性能的に物足りないって声も多く、やっぱり本命はH100や次世代のB200で、NVIDIA人気は衰えず。
B200は300万元(約6,000万円)という超高額
ちなみにB200はもっとヤバい…
・海外向け出荷が今年から本格化
・中国国内では8基入りサーバーが約300万元(約6,000万円)という超高額!!!
NVIDIA公式の立場は?
「正規パートナー以外の修理やサポートは技術的にも経済的にもムリ」と強くけん制中。もちろん、中国では修理そのものは違法ではないけど、取材先の多くは米中政府の目を警戒して匿名で証言してる。
しかし、NVIDIAは、こういう状況をむしろ喜んでいるのではないか?!自分たちの価値が上がり、そして、最近中国への性能を落としたGPUを出荷できる条件をトランプ政権から得られたばかりか、ファンCEOが中国を訪問し、中国を称える賛辞を何度も述べた。
AI需要でNVIDIAがキーテクノロジーであるのは間違いないが、中華遺伝子の「儲けはとことん儲ける」といった面が感じえない。インテルの自滅に便乗した自意識過剰な商売根性丸出しにも見える。
深圳の修理工場はここだ!


深圳中心深部にある華強北。ここにくれば、無い電子部品は無いと言われるほどだ。中国の秋葉原と言えば聞こえがいいが、とにかく何でも揃い、南アジア、中東からの買い行脚に出くわす。1~3Fは小物電化製品が揃い、アマゾンで買えるような製品が安くたくさん売られている。もちろん、値段は交渉だ。日本でも爆需要中の防犯カメラは、とても安く買える。
上層階に行くにつれて様相が変わってくる。様々な用途に使えるドローンが陳列されている。さらに上層階に行くと、いわゆる半導体商社の世界になってくる。ここにくれば、世界中の半導体ICが手に入るという。。。これ以上のコメントは差し控える。


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