中国出張で「日本発行の銀聯カードが使えない」という意外な壁に直面する人が増えています。2026年の中国では、決済の主役が大きく変わり、現地の支払い環境は日本の常識とはまったく違う姿に。なぜ日本発行カードが使えず、どの場面でAlipayやWeChat Payが力を発揮するのか──。最新の決済事情を踏まえ、出張前に知っておきたい“本当に使える支払い手段”を、現地の実情に沿ってわかりやすくまとめています。
中国出張・旅行に必携と言われる銀聯カード。本当に必要?
「中国へ行くなら銀聯カードは必須!」
そんな言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。三井住友カードの公式サイトでも「中国必携!65億枚以上発行され、中国で最も使われるカード」と紹介されています。
しかし、2026年の中国の決済事情を踏まえると、この“常識”はすでに大きく変わっています。
結論から言うと、日本で作った銀聯カードは中国ではほとんど使えません。
では、なぜそうなっているのでしょうか?
中国国内はQR決済が圧倒的主流
今の中国では、街中のほぼすべての支払いが QRコード決済 です。
外国人が使える決済手段は、以下の2つだけと言っても過言ではありません。
- Alipay(アリペイ)
- WeChat Pay(ウィチャットペイ)
これらは日本のクレジットカード(VISA / Master / JCB / AMEX)を紐づけて利用できます。
一方、クレジットカード決済ができる場所は、
空港・高級ホテル・一部の大型商業施設のみ。
つまり、
「カードが使える場所=VISA/Masterが使える場所」
であり、銀聯カードをわざわざ使う理由はほとんどありません。
銀聯カードには2種類ある(ここが重要)

実は銀聯カードには次の2種類があります。
- 中国国内の銀行が発行する銀聯カード
- 日本など中国国外の金融機関が発行する銀聯カード
日本で作れるのは②で、代表例は三井住友カードの「ANA銀聯カード」です。
しかし、中国国内で「UnionPay」「銀聯」のマークがあるお店でも、
日本発行の銀聯カードはほぼ使えません。
理由はシンプルで、
中国国内の決済端末は“国内発行カード”を前提にしているため。
そのため、
「銀聯マークがあるから使えるだろう」
と思って差し出しても、決済エラーになるケースが圧倒的多数です。
Alipay・WeChat Payに銀聯カードを紐づけられる?

Alipayで登録しようとすると、
「中国国内の銀行カードを入力してください」
というメッセージが表示されます。
WeChat Payも同様で、
中国国内銀行のカード番号しか受け付けません。
つまり、
“銀聯カードを作ればQR決済に使える”という期待は完全に外れます。
結局、日本で作った銀聯カードは使えるのか?
結論:
中国ではほぼ使えません。
使える可能性があるのは、
- 日本国内のコンビニ(UnionPay対応)
- 空港の一部店舗
- マイル修行での決済 (※最新SFC修行には意味がない)
…くらいです。
中国出張・旅行のためにわざわざ作る価値は、正直ほとんどありません。
実際、私自身も使い道がなさすぎて、
「せっかく作ったから空港でお土産を買う時に使う」
という程度でした。
でも、銀聯が使えるならVISA/Masterも使えるので、
銀聯を選ぶ理由がないのが現実です。
まとめ:2026年の中国では銀聯カードよりQR決済が必須
- 日本発行の銀聯カードは中国でほぼ使えない
- Alipay・WeChat Payにも紐づけ不可
- 中国の決済はQRコードが圧倒的主流
- 外国人はクレカ紐づけのAlipay/WeChat Payが最適解
もし銀聯カードの活用方法をご存じの方がいれば、ぜひコメント欄で教えてください。
よろしければあわせてこちらの動画もご覧ください。




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